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第42回 泉州糖尿病看護を考えるネットワーク勉強会 (2018年9月18日火曜日)

西日本7月豪雨で犠牲になられた方に心よりご冥福をお祈りします。

連日の猛暑が体力と気力を削っていると感じています。みなさまどうか無理をされないように、無事この季節を乗り切ってほしいと思います。

第42回 泉州糖尿病看護を考えるネットワーク勉強会 (2018年9月18日火曜日)のお知らせです。

9月のテーマは【SGLT2阻害薬は誰に効く?】です。

ぽらんの広場井上診療所 1階 ぽらんルームにて 18時~20時10分 で開催します。

井上先生の手料理もあります。急な参加も大歓迎です。今回は糖尿病療養指導士1群0.5単位は申請していません。

興味のあるかたはのぞいてみてください。お待ちしています。

第41回は「血糖の動きと体を動かすことの意味を考える」でした。

糖尿病において運動療法の考え方は、長らく変わらないものでしたが、モニタリングの方法や考え方が進歩して、ちかごろ変化しているそうです。

ジムに行って30分運動する。日常運動量を30分増やす。どちらも血糖を下げることが分かっています。

大きく呼吸しなが全身を使う有酸素運動(ウォーキング等)と、筋肉を増やし強くするレジスタンス運動(筋トレ等)を組み合わせる。だけでなく、

高齢者や動くことが少なくなっている人は、怪我予防でストレッチ、転倒予防で体幹のバランスを整えて運動にはいることが必要と話されました。

運動器を壊さないように、運動すること。運動したごほうびはなにか。(海外では経済格差と運動格差に着目して、駅の測定装置で運動すると無料の乗車券が発行されるシステムもあるそうです。)運動したら関節の痛みが軽減された!も、ごほうびになりますね。

継続がむつかしい運動療法ですが。療養相談をうける私たちもあの手この手を提案しながら、運動のメリットを伝えていきたいと思います。公衆衛生として運動の環境が整備されることも期待したいと思った勉強会でした。